1 コースは、可能な限り、9ホールの二つのループに分けてホールを配置すべきである。

2 パー4のホールの割合を多くし、ドライブ&ピッチホールを2~3ホール、少なくともパー3は4ホールあるべきである。

3 グリーンとティーの間はあまり歩かないようにし、コースは、グリーンから次のティーまでは常にわずかに前方に配置されるべきである。そうすれば、ホールは十分な弾力性を持ち、必要であれば将来的にホールを延長することができる。

4 グリーンとフェアウェイには適度な起伏があるべきだが、丘を登るような急な角度であってはならない。

5 すべてのホールが異なる特徴を持つべきである。

6 アプローチショットでのブラインド極力避けるべきである。

7 コースは美しい環境にあるべきであり、すべての人工的な設備は、自然そのものと見分けがつかないほど自然な外観であるべきである。

8 ティーグラウンドからの難度度が求められるヒロイックキャリーのホールを十分な数を用意するべきであるが、腕の劣るプレーヤーにはストロークの増加を代償とした迂回ルートを常に配置されるべきである。

9 様々なホールをプレーするのに必要なストロークには無限のバリエーションがあるべきである。それは、ブラッシー(フェアウェイウッド)ショット、アイアンショット、ピッチショット、ランアップショットなどである。

10 ボールを探すための煩わしさや苛立ちが完全に無くなるようにべきである。

11 今まで打てなかったショットに挑戦することで、常にゲームの上達を促すような面白いコースであるべきです。

12 腕の劣るプレーヤーや初心者でも、スコアにかかわらず、ラウンドを楽しめるようなコースであるべきである。

13 シーズンを通して良いコースであること、グリーンとフェアウェイの質感が完璧であること、アプローチもグリーンと同じように安定していること。

※大塚和徳さんの「コースが語る世界のゴルフ史」を参考

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By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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