ロックダウンが解除されて2週間、ゴルフに関連する多くのポジティブな話題が飛び交っており、それはどこから手をつけていいのか分からないほどです。
ごく一部の例外を除いて、ゴルフの再開に向けて実施された安全対策は、イングランド中のゴルファーやゴルフクラブで実施されています。
「クローズ中」の看板は、パーフェクトなティーショットのニュースで書き換えられました。
クラブの会員数は減少するどころかむしろ増加しており、先週はR&Aが設立したコビッド（COVID-）19支援基金によりクラブへの資金援助が始まるというニュースをお届けできたことを嬉しく思います。
個人的には、夜更かしをしてゴルフコースに出ることがどれほど気持ちの良いことか忘れかけていました。
私自身、イングランドのゴルファーのほとんどに遅れをとっていましたが、先週、数カ月ぶりにマールボロ・ゴルフクラブに戻ってきたときは、最高の気分でした。
グリーンキーパーの仕事ぶりに脱帽です。コースは素晴らしい状態でした。
生涯の友人であり、ヘッドプロのサイモン氏のチェックを受けた後、「安全なプレー、安全な滞在」を可能にする新しい手順が時計のように正しく機能したことを喜んでいます。
多くの人がそうであったように、私も新しいガイドラインの下では歯がゆい問題が発生することを予想していました。しかし、大多数のゴルファーとクラブはスムーズにプレーを再開し、問題はすぐに解決されました。
明確なガイドラインがあることが助けになりましたが、ゴルファーもクラブも「一歩踏み出して」、責任を取り、不文律ではない常識的なルールを自分の行動に適用しています。
私たちは、多くの幸せなゴルファーから連絡を頂き、仲間とのラウンドの楽しさや、3時間以内にホールアウトできる素晴らしさを絶賛しています。
また、家族以外とのプレーがいつ、3ボールや4ボールのプレーに戻るのかという問い合わせも非常に多く寄せられています。
私はこのご要望に共感し、ゴルファーとクラブのフラストレーションを共有しながら、その点を理解しています。
社会的距離を維持することは、貴重なティータイムを解放し、クラブがゲストを歓迎し、ビジターのグリーンフィー収入を得ることを可能にすることは言うまでもなく、４ボールゴルフでも達成することができます。
しかし、私たちは皆が認識しているように、公衆衛生の保護が最優先事項であり続けなければなりません。
ゴルフに関する政府からの特定の規制はありませんが、ガイドラインはアウトドア・レクリエーション全体のために存在しています。どのような変更も、それがゴルフにも適用されることになりますし、皆さんのための変更です。
私たちは、一刻も早くプレー人口の増加に向けて、建設的かつ情熱的に、安全なプレーを促進していきますので、ご安心ください。
現在のゴルフクラブへの追加的なプレッシャーは歓迎すべきものです。
ゴルフが最も健康的で安全なスポーツの一つであるという事実を受け入れた会員がプレーに戻ってきたというニュースを耳にするのは素晴らしいことです。
私たちが話を聞いた各クラブでは、ゴルフプレー再開後の最初の2週間で、平均して最低15名の新会員を獲得しています。
ゴルフクラブの会員資格の核となる多くの価値観、すなわち仲間意識、プレーの自由、帰属意識が、再び新たな意味を持つようになったことは喜ばしいことです。
この新しい会員増強の勢いを最大化させるために、まもなく、すべてのクラブに全国会員増強キャンペーンを実施します。
また、コビッド19支援基金への申請基準についても、今後数週間の間に詳細をお知らせします。
好調でポジティブな気持ちの中にも、再開したゴルフクラブの財政的な負担を理解していることをお伝えしたいと思います。
以前にも、バーやレストラン、ファンクションフィーや小売など、多くの収入源がないまま支出が増加しているという話を聞いたことがあるでしょう。多くの場合、これらは会費収入に変わるものではありませんが、会計上のバランスをとるためには必要不可欠なものです。
このことを念頭に置いて、私は再び我々は信念を保つことをお願いします。まだ薄明かりで、将来を照らす光は明るくなってはいますが、まだ少し先の話です。
スポーツとしてのゴルフが輝いているのは、皆さんのおかげです。
そしてもちろん、「散歩がてら」にゴルフゲームを楽しむゴルファーの皆さんには、太陽の光を浴びて、大好きなゴルフに戻ってきてくださいとお願いします。
ジェレミー・トムリンソン
イングランドゴルフ最高経営責任者
Jeremy Tomlinson
Chief Executive Officer, England Golf
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