ナショナル・ゴルフ・ファンデーションによる

2020年5月

 ゴルフは、そのプレー形式上、社会的な距離(Social Distancing)を維持しやすいスポーツです。
 しかし、多くのアメリカ人が距離を置くガイドラインを破り始めています。ゴルファーは、ゴルフコース上であるかどうかにかかわらず、自分自身と他の人との間の一般的な物理的な空間を近づけたいという無意識が働いていることを示しています。
 4月下旬には、ゴルファーの70%が、外出先で自分と他の人(友人を含む)との間には少なくとも6フィート以上の距離が欲しいと答えていました。ところが5月下旬になるとその比率は53%に下がり、残りの47%の人は誰かからの距離が6フィート未満であることの「快適さ」を選んでいます。

出典:NGF

 社会的距離についてゴルフは、今後も慎重かつ責任を持って6フィートの距離を維持するよう進めていくことが重要です。深刻なパンデミックの真っ只中(日本も収束したわけではありません。新型コロナウイルスと共存する新しい日常の習慣化が求められています)にありながら、参加型スポーツが徐々に再開される道をゴルフがリードしていることからも、業界内外から社会的距離の確保に注目が集まっています。
 コース所有者や経営者は各地域の安全要件を厳格に遵守する必要があり、ゴルファーは人生で経験したことのない最大のギャラリーの前でプレーしていることを忘れてはなりません。
 ゴルフは50州すべてで営業活動をしており、現在は「黄色信号」の状態であり、これまで通りのビジネスを継続できる「緑色信号」ではありません。そして、いくつかの「よくある失敗」は、再び赤信号が点灯する原因となる可能性があります。

出典:https://www.thengfq.com/2020/05/golfers-and-social-distancing/

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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