米国ゴルフコース管理者協会(GCSAA)は2年ごとに調査しているコース管理者(グリーンキーパー)の報酬や福利厚生についてのレポートを発表しました。
2023年版レポートによると、平均給与は10万9,621ドル(約1534万円)で、前回の2021年版レポートと比較して12.6%の増加となっています。GCSAAが1993年に調査を開始して以来、スーパーインテンデントの給与は増加傾向が続いています。30年前のスーパーインテンダントの平均給与が4万4,500ドルだったそうですから約2.5倍になっています。
アシスタントスーパーインテンデントとゴルフコース設備管理者は、アシスタントの平均給与は2年前の平均給与から15.3%上昇して5万6,299ドル(約780万円)に、設備管理者は14.2%上昇し6万584ドル(約850万円)だそうです。
GCSAAが認定するゴルフコース管理者(CGCS)は、2023年の平均給与が12万8,731ドル(約1800万円)で、他のコース管理者の平均より16%高いようです。
また、スーパーインテンデントの平均年齢は47.1歳で、プロとしてゴルフコースに16.6年勤務しています。スーパーインテンデントとしての職歴は平均で10.3年だそうです。若干短くなっているとのことです。
アンケートの回数率は40%で、GCSAA会員のスーパーインテンデント3,200人以上から回答を得たとのことです。