2020年10月2日
米国、カナダ、英国の250人のゴルファーを対象としたスナップショット調査によると、過去6カ月間にクラブに入会した人の半数以上(55%)が、入会の主な理由として「精神的幸福度(mental wellbeing)」を挙げていることがわかりました。
また、スポーツへの挑戦(50%)、身体的健康(38%)、社会的健康(31%)も重要であることがわかり、12%がクラブの大会に参加するために入会したと回答しています。
シンジェンタゴルフが実施したこのソーシャルメディア調査は、ゴルフとゴルフコースのストレス解消効果を強調したマルチメディア記事「The new value of golf’s green spaces(ゴルフ緑地という新しい価値)」の発表を受けて行われました。
記事の中で、バージニア大学の環境心理学者ジェニー・ロー教授は、「自然との接触は、私たちのストレス反応を遅くし、穏やかさを誘発します」と話しています。
”ストレスからの回復力を促進し、気分を改善し、うつ病のリスクを減らし、社会的幸福度を高め、特にゴルフコースでは、そのコミュニティの他のメンバーと交流しています”
2019年に発表された科学的研究では、自然の中で週に最低2時間過ごすことが健康と幸福度(ウェルビーイング)に良いことも示されています。
シンジェンタのマーケティング(ターフ&ランドスケープ)部門のグローバルヘッドであるマーク・バーチモア氏は、次のように述べています。”これはサンプル数が少ない単純なスナップショット調査ですが、ここ数カ月でゴルフクラブに入会した理由のいくつかを説明しています。
”COVID-19の流行は、日常生活におけるストレスや精神的な健康の問題を浮き彫りにしましたが、ゴルフコースで自然の中で時間を過ごすという経験は、常にこのスポーツの重要な利点の一つであるが、マーケティング・メッセージとして伝えられることはほとんどありませんでした。しかし、ゴルフとクラブ会員権の価値提案において重要な要素となり得るため、クラブは検討すべきことではないでしょうか」と述べています。
出典:https://www.growinggolf.com/news/news/survey-indicates-golf-stress-relief