NGF 2022年6月24日

 2022年5月のゴルフのラウンド数は、前年同月比で約7%減少し、3カ月連続で全国のプレー数は前年同月比で減少した。

 この5月のラウンド数は、月報としてまとめているゴルフデータテックが追跡している8地域のうち7地域で減少しています。

 2022年は1月からの5カ月間の内4カ月でプレー数が「減少」しているが、米国のゴルフコースでプレーされた総ラウンド数が史上最多となった昨年との比較であることに注意する必要があり、1年前の2021年5月のラウンドは前年の2020年比で18%の急増しており、さらに2019年比では+6%とでした。

 そしてパンデミック前の通常の年と比較すると、2022年5月のプレーは実際に増加しています。

 5月の地域別の落ち込みが最も大きかったのは太平洋地域で、降水量が250%もの増加を見たことで、プレーは前年同期比でほぼ13%減少しました。最も大きな落ち込みは太平洋岸北西部で、ポートランドやシアトルなどの市場のラウンドは32%以上減少しました。

 ニュージャージー州、ニューヨーク州、ペンシルベニア州の中部大西洋地域と、フロリダ州、ジョージア州、カロライナ州などゴルフが盛んな南大西洋地域は、5月のプレーでともに約10%減少しています。

 6月g

 

ゴルフデータテック社のリポート

降雨があってもラウンドの見通しは良好

最新ニュース 2022年5月のゴルフデータテック ラウンド数レポート

 2022年5月の結果を含む最新のGolf Datatech National Rounds Played Reportが本日発表され、米国のラウンドは2022年5月は-6.8%減、前年同期の2021年5月と比較すると-8.7%減でした。

 GDTの共同設立者であるJohn Krzynowekは、「5月のラウンド数は6.8%減少しましたが、この月のプレーには複数の要因が影響しています」と述べています。まず、ゴルフを最も多くプレーする二つの地域、西海岸と南東部が5月にかなりの降水量に見舞われ、プレーに悪影響を及ぼしたことを挙げています。一方で、アメリカ国民は、COVID-19によるパンデミックを乗り越え、かつて「日常」であった活動を再開しており、全体として、年初来のラウンド数は、パンデミック前の水準を8%以上上回る健全な水準を維持していますが、2021年までには9%近く減少する見込みとしています。

 NGF会員向けの全3ページのラウンドレポートには、8地域、すべての州、いくつかの都市圏の前年比結果が記載されています。

出典:Good Outlook for Rounds Despite Precipitation | Golf Datatech

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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