by National Rounds Played Coalition

2021年6月

 ゴルフデータテック社が米国ゴルフ財団(NGF)の協力を得て作成した最新の「National Rounds Played」レポートによると、5月のラウンド数は前月比18.1%増、累計では33.6%増となりました。

 これから夏に向けて、ゴルフ業界にとっては、比較という意味で、本当に興味深い時期になります。

 5月の前年同月比での増加は、2020年の最初の2週間で12の州が新型コロナウイルスによるゴルフ規制を解除したことから予想されていました。昨年5月中旬にはほとんどのゴルフ場は営業を再開していましたが、多くの地域では、スタート間隔を開けたり、歩行によるラウンドに限定する、乗用カートを1人乗りにしたり、ゲストのラウンド数を減らしたり、1組の人数を4人ではなく2人にするといった営業上の制限がありました。

 月間ラウンド数が過去の平均値を大幅に上回り始めた昨年6月から本格的なゴルフ人気の高まりが始まったと言えるでしょう。今月からの数カ月のラウンド数が昨年の高いレベルに達するのか、それとも統計学者が言うように「平均値に戻る」のかが分かるでしょう。

 ご期待ください。

出典:May Rounds Climb as Summer Months Loom as Measuring Stick | The Q (thengfq.com)

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください