R&Aとエジンバラ大学のゴルフと健康に関する報告です。

要約

 ゴルフと健康に関する科学的および公共社会の関心は最近増加しています。プレーヤー、潜在的なプレーヤー、ゴルフ産業とゴルフ施設、および政策決定者は、ゴルフに関する潜在的な健康上の恩恵を実現し、いかに健康上の問題を最小限に抑える方法をよりよく理解することにより恩恵を受けられます。ゴルフと健康に関する国際合意の概要を説明します。

 学術的な文献をレビューすることにより、調査の進展が得られました。公衆衛生およびゴルフ業界のリーダーを含む25人の専門家パネルが、修正デルファイ法により提案された項目に関するフィードバックを提供するとともに、新しい情報を提案する連続した調査に参加しました。事前に定義された合意基準により、各項目が各調査および最終合意に含まれるかどうかが決定されました。ワーキンググループは、文献レビューと議論から科学的に支持可能な79の声明項目を特定しました。25名の専門家(100%)が3回の調査をすべて完了し、各項目を評価し、今後の調査に含めるための修正や新しい項目を提案しました。3回の調査後、83項目のそれぞれについて75%以上の一致また10%未満の不一致で合意に達しました。これらの項目は、ゴルフと健康に関する最終的な国際コンセンサスに含まれています。ここで提示される最終的なコンセンサスは、(1)ゴルファーと潜在的なゴルファー、(2)ゴルフ施設とゴルフ産業、(3)ゴルフ以外の政策決定者に科学的知識と行動計画を示すことができます。これらのアウトプットが広く採用されれば、ゴルフと健康に関する理解の向上に貢献し、これらのグループが健康と幸福を改善するための証拠(エビデンス)に基づいた決定を下すのを助けます。

●Maximising and evaluating the uptake, use and impact of golf and health studies「ゴルフと健康に関する研究の取り込み、利用、影響を最大限に評価するために ゴルフと健康に関する研究の利用と影響の最大化」

という第2弾も発表されてえいます。

2018-International-Consensus-Statement-on-Golf-and-Health-to-guide-action-by-people-policymakers-and-the-golf-industry-1426.full_

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By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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