Golf Datatech社の月次レポートによると、12月のラウンド数は全米で37%以上増加し、米国ゴルフ市場の復活の年を締め括った。2020年の全体のプレー数は、2019年に比べて13.9%増加し、年末の総ラウンド数は約5億ラウンドとなりました。

 6月から年末にかけてのプレーの大幅な増加により、2019年と比較して、約7,500万ラウンドの増加となった。上半期はウイルスによるゴルフ施設の閉鎖やコロナへの不安から春のラウンド数が2,000万回失われたことを考慮すると、全米の1万6,000以上のゴルフコースで4億4,100万ラウンドのプレーがあった2019年と比べて、6,000万ラウンド以上の純増となった。

 例年であれば、天候による変動により総ラウンド数は2%から3%の幅で増減を見せるのが普通だ。過去20年間で3%以上増加したのは2012年だけで、これはシーズン初めが異常気象に見舞われ高温な天候であったことからオフシーズンのプレーが多かった地域があったためで、5.7%の増加だった。

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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