アメリカ領サモアからザンビアまで、世界の82％の国にゴルフコースがあることをご存知ですか？
また、世界には3万8,000以上のゴルフコースがあることもご存知ですか？ セブン－イレブンとサブウェイが、世界中でより多くの実店舗数を競っていますが、ゴルフコースの数はこれらチェーングループの店舗数より少ないのです1。
NGFは全世界のゴルフコースの公式データベースを管理しており、専門チームが米国内では12ヶ月、全世界では24ヶ月ごとにすべてのゴルフ施設の運営状況を確認しています2。
R&Aは2年に1度、NGFのデータベースに基づいた出版物「Golf Around the World」を発行しています。この無料レポートは、既存のコースと開発中のコースの両方を含めた世界の供給状況という観点から、ゴルフの世界的な広がりについて考察しています。
2020年には、国際標準化機構（ISO）で登録されている251の国と地域のうち、206の国でゴルフが行われました。インド洋に浮かぶオーストラリアのクリスマス島には9ホールがあり、ゴルフボールを奪うことで知られる「強盗」と呼ばれる陸ガニに関するローカルルールがあるほどです。
このようにゴルフは広く世界に普及していますが、地域的に集中度が高く、供給量の多い上位10カ国に80％のコースが存在します。
世界のゴルフ場数の42％を占める米国は、1万6,000以上のゴルフ場を有し、世界のトップに立っています。日本（3,140）と英国（3,101）が僅差で2位と3位を占めています。
R&Aのレポートには、人口に比べてゴルフコースやゴルフホールが最も多い地域、国土面積に比べてゴルフコースが最も多い地域、開発中のゴルフコースプロジェクトが最も多い地域など、他にも多くの情報が掲載されています。ゴルフと同じようにいろいろと体験したい人には、きっと刺激的な内容になっていることでしょう。
ジョー
1 ここをクリックすると、世界で最も多くの実店舗を持つ企業をご覧いただけます。
2 検証は、電話、電子メール、およびコースのウェブサイトと衛星画像を介したオンラインで行われます。
ジョセフ・F・ベディッツ（Ph.D.）
ナショナル・ゴルフ・ファウンデーション（NGF)社長兼最高経営責任者