ハワイのコースではペットボトルに「アロハ」
プリンスビルマカイゴルフクラブでは、年間約10万本の使い捨てボトルを使用している
2020年2月18日

 カウアイ島ノースショアにあるプリンスビルマカイゴルフクラブは最近、「アロハ」と、そして使い捨てのペットボトルに別れを告げました。プリンスビルマカイは、世界中の海で起きているプラスチック汚染を減らし、プラスチック汚染が野生生物に及ぼす悪影響に対処し、埋立処理を削減するために支援を始めました。ペットボトルは使用できなくなりましたが、ビールとソーダは無制限にリサイクル可能なアルミ缶で提供されます。プリンスビルマカイは、倶楽部とゲストが毎年約10万本のペットボトルを使用してきたと推定されます。

 現在、プリンスビルマカイには、施設に二つのFloWater社給水ステーションがあり、ゴルフコース全体に補充用給水ステーションがあります。プリンスビルマカイの宿泊客は、敷地内でペットボトル入りの水を購入するためのいくつかの選択肢があります。
•自分の容器を持参して使用する
•無料の紙コップ(リサイクル素材から製造)を使用する
•ボトルを3ドルで購入し、Pathwater社製アルミニウムボトルを購入する
•ゴルフショップからイエティまたはコークシクル社製アルミニウム容器容器を購入する

 プリンスビルマカイゴルフクラブのジェネラルマネージャーのダグサッターは、次のように述べています。野生生物を保護し、この美しい島と私たちを取り巻く海をきれいにするために、私たちは、日常生活で使い捨てプラスチック製品を使用しない活動に参加することを願っています。

プリンスビルマカイゴルフクラブのサステナビリティイニシアチブは、ペットボトルの排除だけではありません。現在実施されているその他の持続可能な活動には以下のことが含まれます。
•アルミ缶、ガラス、紙製品はリサイクルされる
•紙ストローが、レストランとゴルフコースで使用する
•紙バッグ(リサイクル材料から製造)はゴルフショップで用意している
•マカイグリル(食堂)では、植物ベースの完全に堆肥化可能な材料で作られた食器を使用している
•プリンスビルマカイは、芝生に環境に配慮してパスパラムを使用している
•プリンスビルマカイは、芝地の雑草管理に食塩(塩化ナトリウム)を使用するなどの有機的オプションを含むIPM(総合防除)プログラム採用している

原文:https://www.golfcourseindustry.com/article/princeville-makai-golf-plastic-bottles/

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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