ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュースは、1754年5月14日、シルバー・クラブへの最初の挑戦として設立されました。250年にわたる英国の歴史に彩られたこのクラブは、小さな社会から、世界中に2,500人の会員を持つクラブに成長しました。

 ロイヤル・アンド・エンシェントのクラブハウスは、有名なオールドコースの1番ティーの後ろに位置し、世界中のゴルファーが知っている象徴的な建物です。

 19世紀後半から、当クラブは英国内外のゴルフ界を統括する機関として、ますます重要視されるようになりました。1897年から2003年にかけて、USGAと連携したゴルフ規則の管理、全英オープンなどの主要ゴルフイベントの運営、既存および新興ゴルフ国におけるゴルフの発展という、3つの明確な責任分野を発展させました。

 2004年の大規模な組織変更により、クラブはこれらの機能の責任を新たに設立されたグループ会社(The R&A)に委譲し、グループとクラブの業務を分離することになりました。

 今日、当クラブは5つの目標を掲げています。

◦質の高い施設を備えたクラブハウスを有し、競技や試合を含むプレーのために一流のゴルフ施設を利用できる会員制ゴルフクラブであること、および春と秋の2回、会員総会を開催すること。

◦ゴルフの本場としてのセント・アンドリュースの地位を維持し、適切なゴルフ施設の開発において、セントアンドリュース・リンクス・トラストの管理委員会と管理委員会を援助すること。

◦当クラブの会員およびその他の人々のために一時的な宿泊施設を提供すること。

◦ゴルフの歴史に関する記録や遺物を、直接的にも間接的にも入手し、保存すること。

◦R&Aのガバナンス、チャンピオンシップ、ゴルフ開発の役割に、会員を通じて貢献すること。

https://www.randa.org/the-royal-and-ancient-golf-club

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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