2023年1月26日

 従来の、オンコース(ゴルフコース)の参加者は、2022年も増加し、ゴルフ人口は50万人の純増で、合計2,560万人となりました。

 過去3年間でオンコースゴルファーは130万人の純増があり、5年連続でグリーングラスの参加者が増加しました。これは20年ぶりのことです。

 そして、ゴルフコース以外の施設での参加者の増加はさらに顕著で、ゴルフコース参加者の2%増に比べ、前年比13%増となっています。これは予想通りの結果で、ゴルフコース以外での参加者の総数(2,790万人)は、初めてコースでのプレー人数を上回りました。

 米国のゴルフ消費者数は過去最高の4,110万人となり、三つの異なる参加者グループ(図参照)に分かれています。

$100K+ H.H. income:世帯収入が10万ドル(約1300万円)以上の世帯
ゴルフコース2,560万人、ゴルフ練習場等2,790万人

 ゴルフ参加率は、ゴルフの活力を測る重要な指標の一つであり、NGF会員向けに毎年発行される業界レポート「Graffis Report」の中心的なテーマとなっています。参加者数、プレー回数だけでなく、ゴルフ場数と開発状況、小売店の販売、ゴルフの認知範囲などに関する主要なデータ、調査、検討もこのレポートでご覧いただけます。

 今後数週間のうちに、ラウンド数、供給、初心者、女性、ジュニアなど、ゴルフの主要なセグメントに関する情報をさらにお伝えする予定です。隔週で配信されるメッセージでご確認ください。ご期待ください。

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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