2023年2月9日

 12月のラウンドデータがまとめられ、2022年の米国内ラウンド数は、過去最高を記録した前年を3.7%下回ったことが判明しました。しかし、総ラウンド数はCovid以前のレベルを依然として上回っており、2022年は2017年から2019年の3年間の平均を15%も上回っています。

 ゴルフ施設のラウンド数は天候に大きく依存しています。詳報によると、昨年の平均プレー可能時間は全体で6.5%減少しました。10月末の時点で、NGFは、最後の2カ月の平均的な天候を想定して、年末までにラウンドが約2%減少すると予測していました。しかし、11月と12月のプレー可能時間はそれぞれ19%、30%減少し、ラウンド数も10%、26%減少しました。痛い。

 好感が持てる点は、夏の天候が2021年と同等で、プレー時間が増加したことが挙げられます。一つの解釈として、天候が悪化しても、需要はそれほど減らなかったといえます。(図参照)

※NGFのラウンド数調査は、コースオーナーまたはオペレーターが専用のウェブページwww.roundsplayed.com にアクセスし、ゴルフコース名を入力し、必要な情報を入力することで集計されています。情報は機密情報として扱われています。

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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