2022年11月10日

 ゴルフがパンデミック前より良い状態にあることは今や誰もが知っています。しかし、どの程度なのでしょうか。

 最近、私たちは、ゴルフ事業者を対象に、その実態調査を行いました。

 9月に実施したパブリックコースおよびプライベートゴルフクラブを対象にした調査では、過去13年間で最高の自己評価となり、財務状況が良好または素晴らしいと回答したゴルフ施設の割合が2020年以降に劇的に上昇しました(図1参照)。(図1参照)

 パブリックコースの3分の2は、財務の健全性を0から10のスケールで8から10と評価し、プライベートクラブはさらに良いスコアを記録し80%が8から10と評価しました。

図1

 10月には、同様な調査をNGFのゴルフビジネストップ100のリーダーたちを対象に行いました。この調査では、ゴルフ業界全体で最も大きく、最も影響力のある企業が含まれています。

 収益、運転資金、労働力など、自社の財務的健全性のあらゆる側面を考慮するよう求めたところ、調査対象となった経営者のほぼ8割が上位にランクインしました。(1~10のスケールで8、9、10)。これは、2020年以前(および新型コロナウイルスによるゴルフの復活の始まった時期)には、そのレベルの財務健全性を挙げた人がわずか40%であったことと比較すると、その差は歴然としています。

図2

 さらに、ゴルフリーダーの4分の3は、自社の将来の見通しについて楽観的か非常に楽観的であると回答しています。これは、先にデロイトで行った調査においてCEOの間で広く見られた自信レベルよりも高いものです。この調査結果の詳細は、こちらのスポットライト・ストーリー(NGF会員だけ閲覧できる)をご覧ください。

 あなたの会社の財務状態はいかがでしょうか?

出典:https://www.ngf.org/hows-it-going/

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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