規則に関係る部分を抜粋【再掲載】

e.ゴルフ関連規則

予告があるまでの間、以下の規定は一時的に認められるものとします(表現がおかしい場合はご連絡ください)。

プレーの形式とスコア管理

・当面の期間はコンペ形式のゴルフ競技は避けることが推奨され、複数のグループのプレーヤーが参加するストロークプレー競技は避けることが推奨されます。
・コンペ形式のストロークプレーが行われる場合は、スコアカードの取り扱いやスコアカードの交換を必要としない採点方法を使用しなければいけません。
・競技委員会は、規則 3.3b に厳密に準拠していない、または規則 3.3b の下で適用される通常の方法に準拠していないストロークプレーの採点方法を許可することができます。例えば、以下のようなものです。
■プレーヤーは自分のホールのスコアをスコアカードに記入してもよい(そのためにマーカーをつける必要はない)。
■マーカーに自分のホールのスコアをスコアカードにアテストして証明してもらう必要はありませんが、口頭など何らかの形で証明する必要があります。
■委員会が別の方法でスコアカードを受け入れることができるのであれば、スコアカードそのものを委員会に返却する必要はありません。
・ゴルフ規則に規定されているように、スコアカードは電子的なものであっても構いません。

バンカー

・ゴルファーがバンカーを均す際に十分な注意を払うならば、バンカーについてのローカルルールを定める必要はないはずです。しかし、レーキがないことがゲームの楽しみに大きな影響を与えると委員会が判断する場合は、バンカーにプリファードライを適用し、プレーヤーがバンカーにボールが入った場合には、ボールのあった場所から1クラブレングス以内で、その場所よりもホールに近づかないことと規定できます。

旗竿

・ゴルファーは、旗棒を常にホール内に残し、旗竿に触れないようにしてください。この方針を行動規範やローカルルールで定めるか、行動規範に基づく罰則として設けるのか、またローカルルールに違反した場合の罰則を設けるかは、委員会の決定事項です。
・暫定的な規定として、用具規則パート8の仕様を満たしていない旗棒は、選手の安全のために使用することができます。

ホールカップとカップイン

・ホールカップは、ボールのすべてがパッティンググリーン面より下に入らないようにセットし、ボールの一部でもパッティンググリーン面より下にあればホールに入ったものとみなします。
・ホールからボールを拾い上げる必要性を最小限にするために、委員会はホールから12インチ以内(一般的なパターグリップの長さより少し長い)にあるボールは次のストロークでホールに入ったものとすると規定できます。この規定はマッチプレーの場合は、この距離より遠くにあるボールに対してコンシード(OKパット)することを妨げるものではありません。
・委員会は、ホールカップをパッティンググリーン面より上に設置させ、そのホールカップにボールが当たった場合はホールに入ったことにする、と決めることができます。

注:上記の措置のどれかを使用したスコアがハンディキャップ査定を目的として受け入れられるかについては、関連するハンディキャップ機関に相談してください。
出展:https://www.randa.org/en/news/2020/04/golf-in-the-uk-under-covid-19-restrictions

By 喜田 任紀

月刊ゴルフマネジメント前編集長、一般社団法人関東ゴルフ連盟グリーン委員会参与

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